忍者ブログ

◆ H-19 BLOG ◆

群馬県の伊勢崎・前橋を中心とした地域で活動中の草野球チーム【H-19 エイチイチキュウ】の活動を覗いてみよう♪

②第37回東日本軟式野球大会2部 決勝 ~11/2~

いよいよ決勝戦☆

対戦相手は【エム・ティー・エス】。

前橋支部の頃に何度か対戦をしてますね。

これまでの対戦成績は・・・1勝2敗と負け越し。

タレントが揃った力のあるチームです!

ここまで少ない失点で良い感じにトーナメントを勝ち上がり、

準決勝では【榛東村役場】を相手に6-0の完封勝利。

分厚い打線は相変わらず、という印象でしたね。

ってことで、頂点を目指していざ決勝へ!


1回表の守り、先発は準決勝の後半にマウンドに上がった吉井が引き続き当番。
先頭バッター・糸井さんの内安打でいきなりランナーを背負うも、
送りバントをアンドゥ~が素早く2塁へ送球。
難しいバウンドになるも、ベースカバーに入った塩田が気合で押さえ込み!
セカンドでアウトを奪い1アウト1塁となる。
しかし、続く3番・福元くんに右中間を破るタイムリーツーベースを浴び先制を許す。
その後、2アウトから2つの四死球で満塁のピンチに、
バッターは前橋東の後輩である石川くん。
ライト後方へ深々と放たれた打球を、大輔が一直線に落下点へ!
大輔がしっかりと捕球し、初回を1失点で切り抜ける。
1回裏、1アウト後に谷口がエラーで出塁。アンドゥ~が送って2アウト2塁とする。
この場面で、ブチがライトへ弾き返す同点のタイムリーを放ち、すぐに追いつく!

2回表、2アウトから四球とヒットで1・2塁のピンチを背負う。
続く先ほどタイムリーを浴びた福元くんに粘られるも、吉井がファールフライに打ち取る。
2回裏、あっさり三者凡退に抑えられる。

3回表、サードへの難しいバウンドのゴロをアンドゥ~が華麗に捌くなど、三者凡退。
3回裏、こちらも2回に引き続き三者凡退。

4回表、先頭の石川くんにヒットを浴びるも、
ブチ・バズーカーによる盗塁阻止など、好守で流れを与えない。
4回裏、1アウトからブチがツーベースヒットでチャンスメイク。
薗田が四球を選んで1アウト1・2塁とするも、
後続が断たれ無得点に終わる。

5回表、1番からの好打順を三人で抑える。
5回裏、逆にあっさりと三人で抑えられる。

ここまでは、準決勝の序盤と同様、やや圧されぎみの展開・・・

6回表、1アウトから5番・相馬くんにヒットを浴びる。
続くバッターのバットの先に当たったドゥルルンゴロがサード前へ・・・
誰もが内安打を覚悟したが、アンドゥ~の守備は冴え渡っていた!
素早く処理し、矢のような送球をファーストへ!攻守でチームを救う。
6回裏、2番からの好打順も三者凡退に・・・。

後半戦を迎え、ここからはゲームは派手に動き出す!

7回表、1アウトから9番・関くんにレフトオーバーのツーベースを浴びる。
すると、吉井が連続死球を与えてしまい、1アウト満塁の大ピンチを迎える。
ここで迎えるバッターは最も嫌な3番・福元くん。
2球目を振り抜くと、鋭くファーストの頭上を越えるライナー・・・
かと思いきや、モナ王が超反応でハエ叩き!打球を叩き落す!
その後、転がったボールを大事にホームへ送球し2アウトとする。
先週は悪い妖怪に取りつかれて散々だったモナ王であったが、
この日は、ジバニャンを彷彿させる超反応でチームを救った!
おそらくリストバンドの下に“妖怪ウォッチ”を隠していたに違いない・・・。
しかし、まだ2アウト満塁・・・ピンチは続くも、
このプレーに奮起した吉井が、気持ち入った最高のピッチング。
4番・真藤くんからこの試合唯一の三振を奪い、このピンチを切り抜ける!
7回裏、ピンチの後にチャンスありとはこのこと。
先頭の薗田が三遊間へのゴロに対して全力疾走で内安打をもぎ取る。
続くモナ王がニャリ~ンと送って1アウト2塁。
大輔が倒れて2アウトとなるも、ガースナがライト前へ落ちようかという飛球。
しかし、ギリギリのところでダイビングキャッチ。1点が遠い・・・。

お互いの好守で、7回の攻防はお互い無得点に終わる。

8回表、先頭をピッチャーゴロでアウトと思いきや、吉井がファーストへ悪送球。
ファーストのモナ王も、これの送球を処理するのはムリカベでした・・・
この場面で、相手が仕掛けたエンドランがサードへのファールフライとなる。
アンドゥ~が好反応で処理し、素早くショットガンをズキュ~ンとファーストへ!
ダブルプレーを奪い、アンドゥ~が再三の好守で男を見せる!
8回裏、この試合、最大のチャンスを迎える。
先頭の吉井がスリーベースヒットで大チャンスを作る!
続く塩田も四球を選んでノーアウト1・3塁とチャンスを広げる。
ここで、器用な谷口が転がした打球はキャッチャー前へ・・・
結果、3塁ランナーの吉井が挟まれてアウトとなり、1アウト2・3塁。
ここで攻撃側のタイムを取り、緊張気味のアンドゥ~と会話。
アドレナリン全開のアンドゥ~も、結果はキャッチャーフライ・・・
福元くんの気迫のピッチングに抑えられ、好機を逃してしまう。

後から冷静に考えれば、別の采配でもっと楽に打たせてやりたかったな。
あの場面では、頭が回らなかった・・・反省ですね。

9回表、チャンスの後にピンチありです。
1アウトから四球でランナーを許すと、
続く1番・糸井さんの打球はライト線を破り打球はフェンスまで到達。
大輔が捕球し、カットに入った谷口へ・・・しかし送球が高く逸れてしまう。
誰もが失点を覚悟したその時・・・
谷口の背後に、最高の位置でバックアップしていたモナ王。
なんでそこにいたの? 妖怪の~せいなのね?そうなのねっ♪
点々とするボールを拾い、素早くホームへ送球!
するとドンピシャでブチの構えたミットへ!そのままホームへ滑り込むランナーにタッチ!
クロスプレーの判定は“アウト”となり、盛り上がりは最高潮!
後続を抑えて、裏の攻撃へ・・・
9回裏、1アウトからモナ王が粘った末に四球をもぎ取って出塁する。
大輔の内野ゴロで2アウト2塁とチャンスを広げ、迎えるバッターはガースナ。
簡単に追い込まれ、あっさり3球三振!?と思いきや、ファールチップで救われる。
そして4球目の真っ直ぐを打ち返すと、打球はライト正面へのライナー。
あらかじめ前に守っていたライトが滑り込んでグローブに収めたかに見えたが、
みんなの気持ちが乗ったボールは、フィールドに転々と転がる・・・
その間に、モナ王が一気にホームへ!劇的なサヨナラ勝ちでゲームセット☆

【ランニングスコア】
エ|100000000 |1
H|100000001×|2


《総評》
終盤のハラハラドキドキ・・・どっちに転んでもおかしくない試合。

お互いが死力を尽くした最高のゲームでした。

エム・ティー・エスの底力はハンパないね。

準決勝と同様に、内容では圧されていたかもしれないけど、

試合を決めたのは『守備』。全員の守りが光ったゲームだったと思う!

今までの試合の中でも、H-19球史に残る激戦でした。


この大会は、全員が正にヒーローだね。

投手陣、大輔・吉井の2人は本当に良く投げてくれたし、
バッティングでもセンスを見せてくれた!

野手陣も日替わりヒーロー。
バッティングに守備に走塁に・・・試合ごとに全員に見せ場があった!
誰が欠けてもここまでたどりつかなかったね。

そして、何と言ってもブチ。
大会前の試合中、腰から崩れ落ちて動けなくなったブチ。
腰に爆弾を抱えて、日常生活にも支障があるような状態。
試合に出られるような状態じゃないにも関わらず、
最大限の努力をして試合に調整し、
痛みと戦いながら、キャッチャーとして最後まで試合に出場し続けてくれた。
まともに動けない歯がゆさは半端なかったろうし、
キャプテン・4番としてのプレッシャーも相当なもんだったろう。
出てくれているだけでも感謝の一言なのに、攻守に大活躍!
走る姿に関してはまるでゴリラ・・・
痛々しくて見ていられなかったけど、
あの姿が、メンバーの気持ちをどんどん奮い立たせていたと思う!
最高のキャプテンシーでチームを引っ張ってくれたブチ☆
文句なしのMVPだね!


個人的には・・・
技術もメンタルも未熟で、
今までの大事な試合で散々足を引っ張ってきたから、 
メンバーに恩返しをするためのラストチャンス・・・

“ギ~ブミ~ ア チャ~ンス♪ 後悔だけはしたくない~ ”

あまり綺麗な形ではなかったけど、結果としてサヨナラ打になり、
本当に本当に本当に・・・・・・・・・良かったとしか言えない。

ああいう場面につないでくれたみんなに改めて感謝すると共に、
人間としても大きく成長させてもらえた最高の試合となりました。

33才を前に、赤い実はじけちゃった♪

 

さて、喜びもつかの間・・・

今シーズンはまだ終わらない・・・

今年から参加させてもらっている【GETリーグ】

その決勝トーナメントが控えています!

もう一度祝杯をあげるためにも、モチベーションを更に高めて、

最後まで突っ走っていこうと思います!!



 
 

拍手[11回]

PR